リテラシー論を一挙に転換させた記念碑的論集(識字の社会言語学)
http://www.seikatsushoin.com/bk/066%20shikiji.html
文字をよみかきできないひとびとにとって、文字はどのようにせまってくるものなのか。文字のよみかき能力は、いまの社会でどのような意味をもっているのか。識字者・非識字者は、文字のよみかきや文字をめぐる社会現象について、どのような態度をとるべきなのだろうか。本書がとりくもうとしている課題はこうした問題群である。
識字問題とは、本書をよむような識字者にたいして、今日明日、さらにはいまこの瞬間、自分はどのような言語生活をおくっているのか/おくるべきなのか、自分自身の文字/ことば/コミュニケーションへの態度/むきあいかたについての問いをたえずなげかけてくる性質をもつ。
- 作者: かどやひでのり,あべやすし
- 出版社/メーカー: 生活書院
- 発売日: 2010/12/01
- メディア: 単行本
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http://www.geocities.jp/hituzinosanpo/sikizi2010/
http://d.hatena.ne.jp/hituzinosanpo/20101224/1293199299
http://www.tsuyama-ct.ac.jp/kadoya/masiko2012.pdf
『解放社会学研究』25号(2012)所収
http://mietzsche.dtiblog.com/blog-entry-370.html
●ましこによる書評
「だれ/なんのための識字ーパターナリズムをこえたュニバーサルデザイン/サポート」(日本解放社会学会,2011『解放社会学研究』25号,pp.149-158)