安全保障関係者が無知か無視状態だった原発の致命的脆弱性

『地の政治経済学』(2010.4.25)で紹介しておいたとおり(pp.301-2)、一民間人のブログ『SENZA FINE <センツァ・フィーネ> 終りなき世界』では、原発の致命的なよわさを何年もまえから指摘していた。
 電源問題で、簡単に制御不能化するという致命的欠陥に対して無知ないし無視という、無責任きわまりない姿勢が、この日本という政府・大学人・メディアのかかえてきた宿命的体質なのだ。東アジアなどからのテロリストの侵入にそなえていたとかいうが、それが充分だったはずがない。
 そして、アメリカ政府が、このことにおそらく、かなりはやくからきづきながら、放置してきたことも、みのがせない。

・来るべきテロ”についての妄想(2006年11月22日)
http://senzafine.livedoor.biz/archives/50601358.html

・「テロリスト」は誰?(2007年11月11日)
http://senzafine.livedoor.biz/archives/50938408.html

・「耐震」というなら大地震でも原子炉を止めるな(2009年3月19日)
http://senzafine.livedoor.biz/archives/51265232.html


知の政治経済学―あたらしい知識社会学のための序説

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