本多佐保美ほか編『戦時下の子ども・音楽・学校』(開成出版)

近代日本における音楽教育を、教育史・史的社会学的におってきた、西島 央(ひろし)さんらの論集。

戦時下の子ども・音楽・学校―国民学校の音楽教育

戦時下の子ども・音楽・学校―国民学校の音楽教育

http://www.kaisei-p.jp/toc-music.html
戦時下の子ども・音楽・学校
 ―国民学校の音楽教育―*
千葉大学・本多佐保美/首都大学東京・西島 央/奈良女子大学・藤井 康之/聖心女子大学・今川恭子 編著
A5判・408頁・CD付 定価(本体4,000円+税)


序 序・1 本研究の視角 序・2 研究の方法 序・3  調査地・調査対象校概要 序・4 国民学校芸能科音楽の概要 第1章 設備・楽器・備品 1・1 音楽室の光景 1・2 「モノ」と教育費から見る芸能科音楽の成立過程 第2章 歌唱 2・1 高遠国民学校と誠之国民学校の歌唱指導 2・2 子どもたちが歌った歌―社会の中の子ども、子どもの中の社会― 第3章 器楽 3・1 東京と長野における器楽活動の様相 3・2 国民学校におけるブラスバンド及び喇叭鼓隊の活動 第4章 鑑賞 4・1 国民学校芸能科音楽における鑑賞 4・2 音楽室の設備・備品からみた鑑賞 4・3 昭和10年代の小学校におけるレコード使用の諸相 4・4 高遠国民学校と誠之国民学校における聴音練習 第5章 行事・儀式 5・1 国民学校の運動会における音・音楽 5・2 国民学校の音楽会 5・3 記憶からたどる儀式の中の音楽とその社会的機能 総括 巻末資料 付属CD収載曲目解説 あとがき

ISBN978-4-87603-492-5 C3073 \4000E