マーク・ボイル(吉田奈緒子訳)『無銭経済宣言』紀伊国屋書店

無銭経済宣言――お金を使わずに生きる方法

無銭経済宣言――お金を使わずに生きる方法

https://www.kinokuniya.co.jp/c/label/20170808122742.html

紀伊國屋書店出版部】8月新刊『無銭経済宣言――お金を使わずに生きる方法』
19か国で刊行され、大きな反響を呼んだ
『ぼくはお金を使わずに生きることにした』著者、
待望の第2作!

                                                                                                                  • -

「〈お金がないと生きられない〉というのは、
ぼくらの文化が創りだした物語にすぎない」

貨幣経済だけが唯一選択可能な経済モデルではない」

自然界や地域社会とのつながり、生の実感、持続可能な地球をとりもどすための新しい経済モデルを提起した、フリーエコノミー運動創始者による「カネなしマニフェスト」。
〈グローバルな貨幣経済〉から〈ローカルな贈与経済〉への方向転換に読者をいざなうラディカルな提言の書であると同時に、お金に頼らない生活の知恵をふんだんに詰めこんだ「カネなし生活大全」でもあります。

                                                                                                                  • -

「来るべき革命も、マークの論じた深みに到達するものでなければ加わるに値しない。生命の流れに身をまかせ、寛大さこそが人間性の本質であると認識し、与える者は与えられると信じる次元まで踏みこんだ変革でなければ。願わくは、本書を読んだ方がたが、そんな世界もありうるという確信を深められんことを。
――チャールズ・アイゼンスタイン(『聖なる経済学(Sacred Economics)』著者)

『無銭経済宣言』はお金に関する神話をくつがえし、お金は真の富ではないという真実に読者を近づける。土地、森林、動物、人びと、コミュニティ、人間の手こそが、真の富を生みだすのだ。財務大臣にこの本を読ませたい。本書は、偽りの世界に生きる銀行家、ヘッジファンド・マネージャー、金融業者の目をさまさせることだろう。『無銭経済宣言』は、お金がないと生きられないという幻想を打ちくだいてくれる。
――サティシュ・クマール(『リサージェンス&エコロジスト』誌編集長)

この本は読者を考えさせ、おどろかせ、思案させ、もしかしたら変えてしまうかもしれない。非常に重要な著作だ。
――ビル・マッキベン(『ディープ・エコノミー』『自然の終焉』著者)

★訳者・吉田奈緒子さんのあとがきが、「HONZ」に掲載されています!


【関連文献】

ぼくはお金を使わずに生きることにした

ぼくはお金を使わずに生きることにした