日本人の無自覚な植民地主義をうつ新刊
- 作者: 松島泰勝
- 出版社/メーカー: バジリコ
- 発売日: 2014/07/24
- メディア: 単行本
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- 作者: 知念ウシ,桃原一彦,赤嶺ゆかり,與儀秀武
- 出版社/メーカー: 未来社
- 発売日: 2014/08/22
- メディア: 単行本
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北海道や沖縄県にくらす和人/大和人(ヤマトゥンチュ)に、その自覚がないとすれば、アフリカや「新大陸」にくらすヨーロッパ系植民者の末裔たちと同質である。
そして、北海道や沖縄県にくらしていなくても、自民党支持者などは、あきらかに「政治的利益」をえているのだから(中ロに対する「用心棒」なのだと、アメリカを位置づけているは以上)、搾取者なのだ。自覚のあるなしにかかわらず。
機械的に国土の0.6%しかしめない空間に75%ちかくの米軍基地が集中しているという現実は、単純な算術計算によって、500:1という、非道というほかない格差をもった「密度」の差別をしめしているわけで(この計算をしない防衛族議員や防衛省・外務省の官僚は、思考停止の無責任野郎であり、わかっていながら放置・封印している官僚・政治家たちは「鬼畜」である)、リゾート地やタレント輩出空間とだけ位置づけて搾取する行動と、せなかあわせなのだ。ハワイなどを、観光・軍事で搾取するアメリカ人と同様に。