天童睦子[編]『育児言説の社会学 家族・ジェンダー・再生産』世界思想社

これまた、いただきものながら、だいぶ たってしまった。

育児言説の社会学―家族・ジェンダー・再生産

育児言説の社会学―家族・ジェンダー・再生産

http://sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&code=1686


編者は、以前にも関連書の編著者となっていた。

育児戦略の社会学―育児雑誌の変容と再生産

育児戦略の社会学―育児雑誌の変容と再生産

http://sekaishisosha.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&code=1076


学力問題を、「ゆとり世代」などと、非科学的な世代論でかたる議論・偏見は、なかなかなくならないが、育児についても、年配者男女が、いい加減な「議論」を展開しては、わかい世代を混乱させ、少子化問題などに悪影響をあたえているとおもう(これ自体、検証しないといけない仮説だが)。
かれらには、事実上「つけるクスリ」がないが、一部でいいから、こういった関連書をよんで自説を修正してもらいたいものだ。